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レンズ [お人形撮影]

 昨日のカメラに続き、今日はレンズのこと。
 人形撮影にはマクロレンズを使います。
 マクロレンズと言えば、小さなモノを拡大して写すだけと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
 もちろん小さな小さなモノを写すにはマクロレンズは不可欠ですが、普通の大きさのモノを写してもいいんです。
 例えば私がPEN Fに付けているマクロレンズは15cm~∞ですから、風景写真もとれます。
 
 じゃ、なんでお人形撮影にマクロレンズを使うのか。
 マクロレンズを使って撮った画像の方が、目で見た感じに近い(ような気がする)からです。

リリー.jpg


マリー.jpg


 マクロレンズというのは、焦点が合っている部分が狭いのです。
 普通片方の目に焦点を合わせますが、そのとき焦点が合っているのは基本的にその片方の目「だけ」なのです。(この「だけ」というのが重要だと思います。最近の自動焦点機能は早くて賢いのは良いのですが、賢くなりすぎているような気もする・・・。)
 
 ところで、私がお人形を目で見るときも、全体はボーッと見て、一カ所(おおくは目)に焦点を当てています。
 だから画像を見て、焦点が合っている範囲が広いと、なんとはなしに違和感があるのです。(風景は別ですよ。あくまでもアップで人形撮影をした場合。)
 下の写真で焦点が合っているのは、マリーの左目です。

 
全身.jpg


 マリー 「そんな講釈はいいから、もっと私の写真を沢山撮って・・・」
 (あ、はいはい。)

P2150101.jpg

カメラ [お人形撮影]

カメラ.jpg


 これまでお人形撮影に使っていたのは、もっぱら右の小さいカメラ。LUMIX GM5という極小軽量カメラにLUMIXマクロレンズをつけたもの。
 GM5(とその前のGM1)は、小さく軽いことで愛用してきましたが、だんだんその小ささが(室内での人形撮影に関しては)デメリットになってきました。カメラが悪いと言うより、自分が年をとって細かな作業が苦になってきたということです。
 たとえば、私はずっと絞り優先モードで写真を撮ってきたのですが、それでちょっと露出補正をしようと思ったとき、小さなダイヤル(露出補正と絞りダイヤル兼用)を操作するのが苦になってきました。それが面倒になって、iA(お任せモード)で撮ることが多くなってしまったのです。
 このままではまずいねー、と思いつつ過ごして来ましたが、やはり楽しくないので、すこし大きくても操作しやすいカメラを使うことにしました。
 私は、このLUMIX GMシリーズの前には、同じLUMIXのGX7というカメラを使っていたので、GX7を引っ張り出してみました。でも、これも同じシリーズなので、操作感は同じ。

 それで、手に入れたのがOLYMPUS PEN F。大きさ重さはGX7とほぼ同じ。
 レンズは、LUMIXシリーズと共用できるので、ボディのみの購入です。
 操作系で決め手になったのが、独立した露出補正ダイヤルが上部に付いていること(写真左端)。
 これに手持ちのLEICAマクロレンズをつけて、撮っています。

P2140090.jpg


P2140091.jpg


P2140089.jpg


P2140088.jpg

 
 次の画像はおまけみたいなものですが・・。
 OLYMPUS PEN Fについているクリエイティブダイヤルをモノトーンにして撮影してみました。

モノ.jpg


 家の中での写真撮影は、OLYMPUS PEN Fでいいとしても、外に持ち出す気にはなりません。
 レンズを付けていない本体の重さ(バッテリ込み)が、LUMIX GM5が216gに対してOLYMPUS PEN Fが430gだし、GM5はリュックに放り込んでおけるのに、PENはやや難しい。
 外出時はやはり小型軽量が何よりです。
 山歩きの際に小さな野の花を撮ることを考えるとマクロレンズになりますが、街歩きだと単焦点レンズを付けたGM1かGM5が最適だとおもいます。

P2040307.jpg


 右上が単焦点レンズを付けたGM1、左下が接写レンズを付けたGM5です。ボディの大きさと重量はほとんど同じですが、GM5には「ファインダーもどき」が付いている分出張っています。

佐吉さんの本に触発されて [お人形撮影]

 ヤフオクでたまたま片岡佐吉さんの写真集「幻想人形館 トゥーランドット姫とアンティークビスクドールたち」を見て手に入れました。

佐吉本.jpg


 とっても素敵な写真集です。
 こんなに味のある写真は、なかなかデジタルカメラでは撮れないような気がして、つい「古いカメラを引っ張り出して、フイルム買ってきて撮ってみようかな。」という考えが頭に浮かびました。
 勿論すぐに理性が働いて、「銀塩(フイルム)カメラで撮ったら、誰にでもこういう写真が撮れるわけではないし、自分はフイルムの管理が下手だった」ということに思い至りましたが。
 写真集に出ているお人形達もよい子が多いです。

 味わい深い写真は撮れないけれど、この子にたいする愛情は誰にもまけないはず。この気持ち、写り込んでいるかな?

 
コスモスとアリス.jpg
 

 昨日、15ヶ月ぶりに夫と近郊の山歩きをしました。1時間半かけて標高差200mを登り降りしただけで限界という体たらく・・・。やっと気候が良くなってきたので、すこし外歩きをしなくては。

(追記)
 今日もまた同じ位の時間と高低差で山歩き。昨日とは別の山ですが。家にいるときはどうもなかったのに、坂を歩き始めた時から足の疲れを自覚。急登になったら、10m毎に休憩でした。

お人形撮影1−私のカメラ [お人形撮影]

 昨日、お人形撮影のことを書きました。ついでに、もうすこし整理して人形撮影のことを書いてみようと思います。3本連続です。一挙にアップするために、順番を普通の反対にしています。写真に興味のない方はこの3本スルーして下さい。

 私は、写真撮影も趣味の一つですが、あくまでも「写真撮影」が趣味で、「カメラ」が趣味ではありません。
 その写真撮影も、もともとは山歩きをするときの山野草の撮影です。夫に付き合って近郊の低山を歩き回るのですが、私は元々山登りは大嫌い。(登山愛好家を「あの人たちはマゾか?」と思う人です。)なので、カメラを持って行って、「あ、この花の写真撮らなくっちゃ」と言いつつ、一休みをしたいのが本音でした。
 だから、カメラは、出来るだけ軽くて、接写ができて、しかも焦点が合わせやすくなくてはいけません。私の腕にふさわしく、価格も高くないほうがいい。その要求に応えているのが、今はこれ。

P2040239.jpg


 LUMIX(Panasonicブランド)のDMC-GM1というミラーレス(マイクロフォーサーズ)一眼です。これに、接写レンズを付けています(このレンズ込みで重量約400g)。ミラーレスというのは、文字通り普通の一眼レフカメラにはついているミラーがないという意味で、普通の一眼より小型軽量化が可能になっています。
 私が、「カメラ」が趣味ではないと書いたのは、ここですね。要するに軽い一眼だったら何でも良かったということ。2013年12月にこのモデルがでてすぐに買ったので、もう後継モデルもでているようですが、これに満足してずっと使い続けています。
カメラというのは、撮ってなんぼのものだと思うのです。日常的に沢山写真が撮れるカメラがその人にとって良いカメラです。
 他のメーカーからも同じようなミラーレス一眼がでているので、基本的には、軽さと操作のしやすさ、スタイルの好みで選べば良いと思います。ただ、レンズは明るい方が良いし、欲を言えば、初期のアンティークドールの肌の感じが再現できるレンズが欲しいですね。

 で、本題のお人形撮影にやっと入るわけです。(続く)

お人形撮影2ーどう撮る、なぜ撮る。 [お人形撮影]

野の花を見るアリス.jpg
 

(上の写真、接写レンズで撮っています。手前の赤い花のうち左側の花に焦点があっています。それとほぼレンズから同じ距離にあるアリスの口のあたりも合っています。他の花や奥の方の葉などには焦点が合っていないので、ボケ気味です。)

 野の花撮影が主体だったのですが、お人形趣味が始まって、撮影対象にお人形が入りました。
 他の方のブログ、作者さんのHP、ネットショップの画像を見るのも楽しみになりました。そのなかで、実は残念なのが画像。「あ、この写真、もっと鮮明だったら」とか「細部までみたいのに拡大できないのかー」と思うことありません?
 ま、それでも、ブログの画像と商品説明の画像は、違っていて当たりまえですね。商品説明で、あまりに雰囲気良く写っていて、実物を見てがっかりということもありますから・・・。

 それで、ブログの写真ですが、これはそもそも趣味などの紹介ですから、最終的にはどうでも良いか、になるわけですが、それでは話が続かないので、やや無理を承知で続けます。

 お人形撮影で最初に工夫するのは何でしょうか?
 普通は、ドレスなど身につけるものとかウィッグでしょうか?
 私の場合、それらを季節に合わせて身につけさせたり、新しく買ったとき、作ったとき、「これはどうかな?」と思って写真撮影してアップするので、その選択の苦労はあまりありませんね。

 では、その次は・・・。背景、どこにお人形を置くかでしょうか?
 背景があまりゴチャゴチャだとよくありませんね。でも、適当な場所がないとか、そういうところに置きたいというへんな好みもあり得ます。そういうとき、接写レンズは結構便利ですよ。もちろん背景も写ってはいるんだけど、ややボケ気味なのです。

 周りが暗くて、お人形にだけ正面からライトが当たっているという写真、ありますね。これは思いっきり私の独断なのですが、好きではありません。(カタログ的な画像の場合は別ですよ。やむを得ないと思います。)分かりにくいかもしれませんが、お人形は非日常の世界にいるものではありますが、それでも、私の世界の中では、日常にいるもの、なのです。だから、本当は、私の生活の中にいるお人形の写真が好きなのです。(ただ、ブログにアップする写真は、そういうわけにいかないので、選んでいます。)
 それで、ライティングには凝りません。
 補助光を使うことも、あまりないですね。とくに室外での撮影になると、陰影が強すぎる画像になりがちで、こういうときはレフ板(光を反射する白い板)を使った方が良いと思っても、素人が人形撮影にそこまでするか、と思うと気恥ずかしくなってしまいます。外での撮影は、短時間で早く終わりたいですし。
 結局、室内で、昼間はそのまま、夜は室内灯のもとで、というのが大半になってしまいます。それでも、撮影時間による光の量の加減、南北上下どちらからの光か、順光(気味)か逆光(気味)かというようなことを意識したいですね。あとは、いまはほとんどプログラムオートで撮って、「ああ、レースの色が実際と違うな」とか思うことがあるのですが、カメラ任せはやめて、露出を考えたり補正をかけるくらいのことはしたほうがいいかなと思っています。

 次は、ポーズですか。山道の野の花は風に揺られてポーズをとってくれません。それに生身の人間のポートレートとも違って、お人形はポーズ付けにどれだけ時間をかけても文句を言いません。でも、私の場合、ポーズ決めに時間をかけると、自分が疲れてしまい、楽しくありません。

 結局、自分のお人形撮影というのは、そのお人形のどこが、どんな表情が好きか、写真で確認していくようなものだと思うのです。いろんな角度から撮ってみて、あ、これいいな、これもいいか、という発見が嬉しいものです。
 そういうなかで、私が気がついたのは、(もちろん多くの方がお分かりだと思いますが)、正面からの光&正面からの撮影だと平板に、下から見上げるような角度で撮ると明るい感じに、やや上から撮ると、考え深げに撮れるということです。この点は、とくに商品画像を見るときに気をつけています。私は、賢そうなお人形が好きなのです。ということは、やや上から撮った画像だと、実際より私の好みの子に見えがちということ。そこで、お人形購入を考えていて追加画像が欲しいときは、各角度からの画像をお願いする必要があります。(お人形購入のきっかけには、雰囲気ある写真が必要ですが、これだけで購入を決めると怖いですね。海外からの購入など、実物を見られない場合は特に。)

 この項の最後に、結局私にとってお人形撮影とは何か、について述べたいです。ブログにアップするためということでは終わりません。
 そのお人形と私との関係の「あかし」と言うことでしょうか。
 アリスの写真については、1980年ころに後藤象二郎さんというプロの写真家が撮った写真があります。これです。

後藤さんのアリス.jpg


 同じ写真も同じような写真も撮れないし、撮りたいとも思いません。私のあとアリスの持ち主になる方がまた写真を撮られるでしょう。その写真も、同じウィッグ、服をつけていても、別のアリスになるはずです。私は、私にしか見えていないアリスを撮りたいと思っているのです。もちろん他のお人形達についてもそうですね。私が見ている、その子のとびっきり魅力的な姿・表情を形として残したい、そう思ってシャッターを押しています。

 (続く)

お人形撮影3−画像編集と管理 [お人形撮影]

リリー.jpg


(上の写真が接写レンズで撮ったもの。やや暗めの夕方、窓を背に、つまり逆光で撮っています。普通だとリリーの顔が暗くなるのですが、フラッシュを使いたくないので、絞りを最大に開いた結果、背景はおもいっきりボケて、リリーもそこそこ明るくとれています。顔にかかった髪の影をみると、正面からフラッシュをたいていないことがお分かりでしょう。明るいレンズは、こういうときに使い勝手がいいです。)

 画像編集ソフトの類は、ほとんど使いません。買ったのは、photshop elementという廉価版ソフトのみで、もっぱら、Macについている「プレビュー」というアプリで、画像サイズを小さくしています。ブログにアップ出来る最大サイズの1MB近くにしているのは、拡大しても細部がよく見えるようにです。「プレビュー」はリサイズ以外にも簡単な編集もできますが、滅多に使いません。

 ところで、写真というのは、管理が難しいです。
 デジカメ以前の銀塩写真の時代は、現像してアルバムに貼るという作業が面倒ではあり、アルバムも場所をとるという問題がありましたが、アルバムに貼れば、行方不明になるということはありませんでした。
 ところが、デジタルカメラを使い始めてしばらくの時間(多分10年以上)に撮った画像は、今、ほとんど私の手元にありません。どこかにあるかもしれないけれど、どこにあるか分からないのです。
 わずかに残っているのは、デジカメで撮った写真を写真屋さんでプリントして貰ったものだけです。
 画像管理ソフトというものが多分あったのでしょうが、使っていませんでした。デジカメで撮って、カード類に保存された画像をHDに保存していたのですが、そこから先がほったらかしだった。そこで、あとでその画像を見る、使うというのがとても不便で活用することもなく、結局保存に使ったHDもいまやどれか分かりません。

 そういう私がやっと画像管理ソフトを使い始めたのは、MacのiPhoto(現在の「写真」アプリ)からです。極めて使い勝手の良いiPhotoで、私はやっとデジカメで撮った写真をきちんと管理して、私のアルバムと化しているiPad miniでいつでも見られるようになりました。今私のMacには7000枚近くの写真が入っていますが、これが、紙のアルバムだったら今の様に便利には見られません。
 写真アプリはMacのなかに入っており、そのMacもTime Machine でバックアップされているんですが、やはり不安なので、外付けHDにも画像データを保存しています。

 (とりあえず、終わりです。)

写真と実際に見るモノ [お人形撮影]

 このブログのどこかで、写真には写す側のもろもろが反映している、というようなことを書いた記憶があります。が、だからといって、写真と実際に見ているもののどちらが「客観的なそのもの」に近いか、という問題は難しいものです。そもそも「客観的なそのもの」ととはなんぞや、すら突き詰めると分からなくなります。
 私がこんなことをなんで考えるかというと、お人形の洋服です。自分で作ったり、リメイクしたりするとき、もちろん途中途中、目で確認しつつ作っていくわけですが、この目があてにならない。これで良いか、と思って写真をとってみると、バランスとかいろいろ気になるところがでてくる。
 なんでかなー、と思うわけです。

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 なんでかなー。

 一つの原因はおそらく、自分の目で見るときは、見たいものしか見ていない、ということでしょうか。(よっぽど不調和なものは無視できないとしても)基本的に、私の脳は、そうしていると思うのです。(社会生活をして行く上では、見たいものしか見ないで生きていくわけにはいきませんが、お人形を見る分にはそれで困ることはないですから。)

 一方、写真には私の視点というバイアスはかかっているものの、一応ファインダーに写っている全体が残ります。

 要するに、肉眼で見るときは、スポットライトの当たって部分しかみえていないけど、写真になったら、切り取った一部ではあっても、その全体が見える(見ざるをえない)ということではないかな?

 とかなんとか、たかがお人形の服ごときで、こんなこと考えるとは、ヒマなのか、現実逃避のなせる技か・・・。ま、いいでしょう。写真撮影も私の趣味の一つなので。
 写真撮影も趣味の一つと言いながら、最近は手を抜き、カメラもレンズも1種類で取り替えることもなくなっています。レンズは、0.105mー∞のマクロレンズ一本槍です。小さな花を撮るのにこのレンズが良いのですが、ほかもついこのまま。焦点の合っている深さが浅いので、撮りたいもの以外ボケるという便利さに甘えています。

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 今日の写真は、昼光のもと、斜め逆光で撮っています。
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