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アリスのオリジナル服のリプロ服完成 [Bru Jne (antique)]

 アンティークドールサロン(旧星ビル)にお願いしていたアリスのオリジナル服の複製服が完成してきました。
 下の画像は、オリジナル服です。

全身正面.jpg


次は、後藤象二郎さんの「パリの人形たち」に載っているアリスの写真です。

後藤写真.jpg


 この写真集をみると、帽子は1980年台の写真では被っていないので、オリジナルではなく、あとでドレスに合わせて作られたもののようです。とてもドレスに合っていると思うので、今度一緒に作っていただきました。

 以下は、完成したドレスとボネを身につけたアリスです。いかがでしょう。

ボネ付き全身.jpg


帽子なし全身.jpg


リプロ服のみ.jpg


後ろ服のみ.jpg


顔アップ.jpg


ボネ後ろ.jpg


 古いシルクを使うとまたすぐボロボロになってしまいそうなので、現代物のシルクを使ってもらいました。色は、オリジナル服の襟の裏側をみると、ピンク系なので、今回も(私の好みではない)ピンクにしてもらいました。でも、アンティークに近い様に染めて色のトーンを落としてあるそうで、落ち着いた色合いになっており、ほっとしました。レースはアンティークです。
 袖の部分がゆっくり目につくってありますが、これは、私がよく着替えさせるので、着せやすいようにしてあるのです。
 この服は、自分で作りたいと思って挫折していたのですが、今回オリジナル服もお預けして、リプロ服を作っていただいたところ、「(オリジナル服の)まだ形が残っている段階でリメイクが出来まして良かったです。これ以上の劣化が進むとパターンも取ることが難しくなっておりました。」とのこと。
 とっても丁寧なつくりです。さすがプロのお仕事。大満足です。
 百三〇ウン年前、アリスは、こういう服を着てブリュ工房を出てきたのだと思うと感無量です。(そして、やっぱりピンクも似合う子だったのね。)

 アリスちゃん、あなたはどう?

ボネ付き顔アップ.jpg

 
 アリス「私が生まれたときから着ていた服に愛着もあるけど、やはりスダレ状になってくると、これ大丈夫かしらと心配にもなっていたんです。でも、この服だと懐かしいし、新しいし・・・。私も満足です!」

 (翌朝です)
 上の写真は、夜間撮影したので色合いが良くでておらず、自然光の下で撮影したのが次です。

全身.jpg


正面.jpg


ドレス上部.jpg


ドレス下部.jpg


昼光下アップ1.jpg


昼光下アップ2.jpg





ケストナーの名前

 ケストナーの名前を決めなければなりません。

ケストナー3体.jpg


 ケストナー143の方は、わりと早く決まったのです。もとからいたGerman dollの名はハンナですから、ハヒフヘホといいつつ、ハ、ヒ、ヒルダ(Hilda)となりました。

ヒルダアップ.jpg


 「ヒルダ」と呼びかけて眺めつつ、この歯にも大分慣れてきました。

ヒルダアップ2.jpg


 ところで、困ったのは、2体のミニョネット。「まさか、さんこ、よんこ、というわけにいかないよね」、と思って、サンドラ(Sndra)、シーナ(Sina)と一応命名して様子をみてみました。(depose EJのクララだったか、名前を間違えて可哀想なことをしたので、自分の記憶力と相談しつつ慎重に決めなければなりません。)
 サンドラ、シーナというのも、さん(3)、しー(4)とつなっがっているので、覚えられるかもとおもったのですが・・・、やっぱり駄目でした。
 結局、「これは駄目よね」とおもった「さんこ」「よんこ」に決定。

 はい、「さんこ」です。

さんこ.jpg


 「よんこ」でーす。

よんこ.jpg


 「さんこ」と「よんこ」の顔を良く見たら、やっぱり鼻の下とか口周りに汚れが残っていました。このあたりを綺麗にしてやったら、若い顔になったようです。

 「さんこ」と「よんこ」の服を作ろうと思っているのですが、生地探しの最中です。やはりピンクとブルーかなと思えば、その色のシルク地はあることはあるのですが、キャビネットサイズの子の服地としてキチキチの量なので中途半端に使いたくありません。ピンクとブルーがはいっていれば同じ生地でもいいかしら。

ビスクドールの陶板

 私のもう一つの趣味の陶芸。最近は、器や花入れだけでなく陶板にはまっています。
 主に花、それから猫を素材に作っていますが、人形作家 BEBE TABITO さん(ペネロペの生みの親)から注文をうけて、ビスクドールの陶板を作りました。原画は 昨年の展示会のポスターです。これにしたのは、実は服がシンプルだったからなのです。

 原画にしたポスターの一部です。

タビトポスター.jpg


 陶板です。

ドール.jpg


アップ2.jpg


 肌の部分は、基本的に粘土(志野の白土)そのままです。焼き方は灯油窯で酸化です。
 向かって右側の背景部分に、「BEBE TABITO」 と釉薬(ベンガラ)で書き、顔にグレーで陰影をつけたのですが、高温(1230度くらい)の中で流れて消えています。こういう高温だと、釉薬では絵の具のように思った色を出すのは難しいですが、全体的にみればそれらしき色が出ている方ではないでしょうか。
 青い服は粘土に青色を混ぜて粘土板に塗りつけ、その上に白い土をレース状に絞り出しました。
 髪は、原画はブラウンのストレート(先の方はカール)ですが、立体感をだすために粘土を細いトコロテンのように押し出したら、クルクルになってしまいました。髪の色もブラウンは難しいので黄色の釉薬をたっぷりつけました。この釉薬が接着材の役割を果たしています。
 眉とまつげはもっと濃くクッキリ描いたつもりですが、焼いたら色が薄くなってしまいました。酸化の場合、やはり彫ることが必要で(彫った溝に釉薬が入ると厚みがあるので色が出る)、釉薬だけで色の違いを出すのは無理みたいですね。
 それから、ビスクドールの陶板を作る場合、多色使いの服や、逆に単色の服(例えばマシュマロアリスの白い服)は難しそうということがわかりました。
 でも、そのうちアリスの陶板もつくってみたいです。